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HomeTeX応用編>LaTeXの拡張

LaTeXの拡張

パッケージやスタイルファイルの解説。

パッケージ、スタイルファイルとは?

LaTeXにはすぐれた機能が搭載されてはいますが、少し不十分である点があります。
そのためにLaTeXの機能を拡張することができます。LaTeXにはパッケージやスタイルファイルというものを読み込んで、LaTeXの機能を拡張する機能があります。
大方のパッケージやスタイルファイルはTeXインストーラでLaTeXをインストールしたときに同時にインストールされているので、改めてパッケージだけをダウンロードする必要はほとんどありません。 自作パッケージや元々入っていなかったパッケージを読み込む場合には、読み込むTeXファイルのあるフォルダに保存しておけば大丈夫です。

LaTeXでパッケージやスタイルファイルを読み込むには、プリアンブルに以下のようなコマンドを書きます。復習になりますが、プリアンブルとは\begin{document}より前の部分です。

\usepackage{packagename}

これを書くことによって、はじめてパッケージが読み込まれます。

色々なパッケージ

有名なパッケージに、AMS-LaTeXを使おうの項で説明したAMS-LaTeXがあります。
他にも、色々なパッケージやスタイルファイルがあります。私が見つけて面白いなと思ったものでは、

  • 楽譜をTeXで打つための"MusiXTeX"
  • 化合物の構造式を出力してくれる"XyMTeX"
  • 将棋や囲碁の盤面を作ってくれるパッケージ
  • 東北大学のロゴマークを入れてくれるスタイルファイル
  • 共立出版で実際に使われているパッケージ
  • Wordで作ったのとそっくりな文書を作るスタイルファイル

などなど個性的なものがたくさんあります(上で紹介したパッケージやスタイルファイルについて、 私はあんまり詳しくありません。すみません・・・)
パッケージやスタイルファイルでLaTeXはどんどん拡張されていくわけですね。

パッケージを解説しているサイト

他にもLaTeXには多くのパッケージ・スタイルファイルがウェブ上で公開されています。
YOSHIKI YOSIZAWAさんのサイトTEX etc. -- Part 1は、多くのパッケージについて解説されています。サンプルも豊富で非常に参考になります。

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(2007年10月21日)

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