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その他の数式表現
その他、分野をまたいで使われる記号。
総和・総乗
総和の記号Σと、総乗の記号Πはそれぞれ特別な記号が用意されています。
総和は\sum, 総乗は\prod で入力します。この2つのコマンドの後の、上付き・下付きは自動的に記号の上下に乗るようになっています。
以下の例はequation環境での出力例です($$環境での出力例は下の[注意]を参照)
\sum_{k=1}^{n} k =\frac{1}{2}n(n-1)
出力例
[注意] \sumのような大きな記号を文中に挿入する環境$$の中に入れると、自動的に形が変わります。
上の例の$$環境内での出力例
これを嫌う場合は、以下のように\displaystyleというコマンドを挿入すると元のまま表示されます。 他にも、文中では小さめに表示される分数を大きく表示するのにも\displaystyleを使います。
$\displaystyle \sum_{k=1}^{n} k =\frac{1}{2}n(n-1)$
不等号
「大なり(>)」と「小なり(<)」は普通に半角で入力します。等号がつく場合は、コマンド \leq,\geqを使います。ただし、下につく棒は1本だけです。 ≧などを使いたい場合はそのまま全角で打ち込むか、形は悪いですが、AMS-LaTeXの\geqq,\leqqを使います。
>,<,\leq,\geq
出力例
場合分け
AMS-LaTeXには場合分けを簡単に作成するコマンド\begin{cases}~\end{cases}があります。
EasyTeXにも場合分けの自動作成がありますが、こちらの方が記述がスッキリします。
f(x)= \begin{cases} x\sin \frac{1}{x} & (x \neq 0) \\ 0 & (x=0) \end{cases}
出力例
[注] 1/xが小さすぎると思う場合は\fracの前に\displaystyleを挿入すると大きくなります。
ドット
LaTeXには点の種類がたくさんあります。が、真ん中あたりの高さに来る「…」が一番使われると思いますので、
それだけ紹介しておきたいと思います。\cdotsというコマンドをつかいます。
他の点の多くはEasyTeXのTeX数式(M)>点(D)に入っています。
S_n=a_1+a_2+\cdots+a_n
出力例
その他の記号
このようにLaTeXの記法は数限りなくありますので、全部を紹介することはしません。
かわりに、一覧としてよくまとまっているサイトを紹介しておきたいと思います。
わからないコマンドがあったら、自分で調べてみることが上達の近道です。大抵は「LaTeX ○○」で
見つかります。
(2007年10月21日)