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表組みのコマンド

LaTeX上で表組みをするためのコマンドを解説。

tabular環境

表を生み出すコマンドがtabular環境です。tabular環境は\begin{ }~\end{ }型で、 さらに\begin{tabular}の後に列に関するいろいろな設定が来ます。tabular環境の一般形は次 の通りです。

\begin{tabular}{列方向のスタイル指定}
1行目 \\
2行目 \\
・・・
最後の行
\end{tabular}

列方向のスタイル指定

列方向のスタイル指定は、左から1行ずつ順番に列方向の罫線と各列の文字寄せを指定します。 文字よせはl,r,cの3種類で指定し、それぞれ左寄せ(left)、右寄せ(right)、センタリング (center)を表します。l,r,cの1文字がそれぞれ1つの列を表します。各文字を | (小文字のLではありません!)で区切ると、その位置に縦方向の罫線が引かれます。

各行の書き方

各行は、表の要素を&で区切って並べていきます。このとき、列方向のスタイル指定と同じ数の列が ないといけません。行の最後に\hlineを置くと、その行の下に横方向の罫線が引かれます。次の行に 移るには、\\で改行します。

次の出力例は1列目を左寄せ、2列目をセンタリング、3列目を右寄せし、2列目と3列目の間に縦の罫線 を入れ、1行目と2行目、4行目と5行目の間に横罫線を入れた表組みの例です。

\begin{tabular}{lc|r}
科目の名前 & 点数 & 単位数 \\ \hline
国語 & 50 & 0 \\
数学 & 65 & 2 \\
英語 & 80 & 2 \\ \hline
平均 & 65 & 
\end{tabular}

出力例
tabular環境の表組みの出力例

本文への表の入れ方

前述のtabular環境で組んだ表は1つの大きな文字と見なされるので、 そのままでは文中に並んでしまいます。実際には表は表で本文とは独立した部分に配置されるのが 普通です。そこで普通はtabular環境をさらにセンタリングしたりして対応します。

table環境

tabular環境を包むために特別なtable環境というものがあります。table環境はfloat環境の仲間で、 色々と細かい設定ができたり表の番号を自動で振ってくれたりします。ここでは詳しくは解説しません。

表組みはここには紹介しきれないくらい複雑な手法がありますのでいろいろ自分で調べてみてください。

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(2007年11月14日)

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