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HomeTeX準備編>LaTeXのメリット・デメリット

LaTeXのメリット・デメリット

メリット・デメリットを考えながらLaTeXと付き合っていくことが大切です。

LaTeXの得意な文書・不得意な文書

LaTeXは万能なソフトではありません。得意な文書と不得意な文書があります。
得意な文書は、レポート・論文・レジュメなど、文字が多くて画像の少ない文書です。
これらの文書はとくに飾り立てる必要がない(むしろシンプルであることが好ましい)ので、 LaTeXで書いていけば、あとは勝手にLaTeXが美しくまとめてくれます。

逆に、ビラ・社内報などの画像を多用した派手な文書を作るにはLaTeXは向きません。 そういう文書は逆にWordなどの普通のワープロソフトを使った方がうまくできるでしょう。 後で説明しますが、LaTeXに画像を入れるのは結構な手間がかかります。

LaTeXのメリット

仕上がりが大変美しい

LaTeXのメリットで一番大きいのがこの美しさでしょう。
実際に LaTeXで書いた文書(PDF形式(44.3KB)・別窓開きます) を見てみると分かります。
とはいえ、個人の感覚の問題なので無理強いはできません。私は美しいと思います。
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数式が簡単に書ける

これは前述の通りです。これもLaTeXの特徴のひとつです。

カスタマイズしやすい

LaTeXは実際に出版社でも使われているそうです。なので、文章の様々な設定は非常に細かくできます。 設定さえしっかりすれば、自分の理想に最も近い文書ができあがります。

LaTeX本体はタダ!

LaTeX本体、あとで紹介するEasyTeX、その他もろもろのソフトはすべてフリーソフトです。

LaTeXのデメリット

初心者には分かりにくい

おそらくこれがLaTeX最大の欠点でしょう。
LaTeXはワープロのように見た目をそのまま入力していくのではなく、かわりにコマンドでレイアウトなどを決定していくので、 直観的ではありません。

LaTeX本体は英語

これもLaTeXの敷居が高くなる原因です。
もともとLaTeXを作ったのは日本人ではないので、基本的には英語のソフトです。
今は日本語でサポートしてくれるソフトもたくさんありますが、それでもエラーメッセージなどは英語なので、ちょっと不便です。

PDFは扱いにくい

LaTeX文書は最終的にPDFという形になるのが一般的です。
PDFは今ではけっこう広まりましたが、それでも「PDF嫌い」な人はたくさんいます。
PDFはきれいに印刷できる反面、動作が重たいのです。
もうひとつ、PDFは後から編集できません。清書みたいなものです。

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(2007年10月18日)

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