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数式を書く時のルール
数式を書く前に知っておきたい数式表現のルール。
数式の書き方にはルールがある
いよいよ実践編ということで、LaTeXのフィールドである数式作成の解説に入っていきます。
その前に知っておきたいことがあります。それは「数式の書き方にはルールがある」ということです。
実は、見慣れた数式の書き方にはいろいろ複雑なルールが存在するのです。
まず、それらのルールを失敗例を通じながら見ていきたいと思います。
文字はイタリックにする
ありがちな失敗例が「文字をイタリックにしていない」です。中学校の数学の先生がやらかしてました。
普通は数字を除くほとんどの文字をイタリック体で表示します。
関数はイタリックにしない
ところがややこしいことに、関数は文字と区別するためにイタリックにしません。
下の例では、間違った方は4つの文字の積と受け取られる可能性があります。
括弧は大きさに合わせる
分数表現をしたときに生じやすいのが、「括弧の大きさがあっていない」というカッコ悪い状況です。
普通の括弧を入力しても大きさは変わりませんので、アンバランスな数式が出来上がってしまいます。
LaTeXだとどうなるか
以上は典型的なミスです。LaTeXだと上のようなミスはほとんど防げます。
数式を入力する環境では、文字は自動的にイタリックになり、関数は関数として認識されます。
また、大きさに合わせて伸び縮みする括弧も用意されています。
LaTeXによる数式の表現をしっかり学んで、カッコいい数式を書きましょう。
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(2007年10月21日)