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文字を飾りつける

よく使われる文字修飾の方法など。

文字の修飾

LaTeXの文書はシンプルな美しさが好まれる傾向にあるので、あまり文字を飾りつけるということはありません。しかし、 太字などの最低限の修飾はむしろ多用されます。
ここでは、太字やセンタリングなどのよく使う項目に限って解説します。
その他の文字修飾については、大友康寛さんの基本的な文字整形と、引用・箇条書きの命令たちのページがよくまとまっています。

太字(ゴシック体)にする

LaTeXの太字は明朝体を機械的に太らせたものでなく、太字専用のゴシック体に変わります。コマンド\textbf{ }の中括弧の中に 太字にしたい部分を書きます。EasyTeXのメニューではTeXテキスト(T)>テキストフォント(F)>Bold

\textbf{太字にしたい部分を書く}

イタリック(斜字体)にする

イタリックは英文テキストの修飾に使います。日本語では使えません。
TeXテキスト(T)>テキストフォント(F)>Italic

\textit{イタリックにしたい部分を書く}

センタリング(中央揃え)

\begin{center}~\end{center}に挟まれた部分すべてがセンタリングされます。
TeXテキスト(T)>その他(O)>センタリング(C)

\begin{center}
センタリングしたい部分を書く。
\end{center}

文字サイズ

LaTeXでは大きい順に、Huge,huge,LARGE,Large,large,normalsize,small,footnotesize,scriptsize,tiny の10種類の文字サイズが用意されています。
TeXテキスト(T)>文字サイズ(S)

{\LARGE LARGEサイズにしたい部分を書く}

特殊文字

ギリシア文字

ギリシア文字のコマンドは数式モードで出力されるので、文中に入れたいときは$$で括ります。詳しくは実践編で解説します。

コマンドに使われる文字

円マーク(バックスラッシュ)\、中括弧{ }、ドルマーク$、チルダ~、ハット^、アンドマーク&などはLaTeXのコマンドの一部になる特殊文字です。
これらの文字はコマンドの一部と認識されるので、そのまま書いても本文には反映されません。したがって、どうしてもこれら の文字を本文に書きたい場合は工夫が要ります。
いちばん簡単なのは全角記号を使ってしまうことです。LaTeXのコマンドはすべて半角英数で書かれるので、 全角文字を使ってしまえばそれがコマンドとして認識されることはありません。

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(2007年10月21日)

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